キヤノンITソリューションズは、セブンシーズ・テックワークスと協業し、授業支援システム「StudyLife」の販売を開始すると発表した。StudyLifeライセンスの参考価格は、使用期間1年で63万円。

「StudyLife」は、オープンソースの学習管理システム「Moodle」とiPadを連携させて、講義の資料配布や小テストの実施、出欠管理などを行う授業支援システムで、セブンシーズ・テックワークスが開発した。WebサーバにインストールするMoodleのプラグインとして提供される。

「StudyLife」

画面を通じた授業のほか、宿題プリントの配布から提出・回収、授業内容の理解の把握などの機能を提供する。

具体的には、学生はビデオ機能を使ってチャプターごとの授業を反復して復習でき、教師はビデオ内に小テストを含めることにより学生の学習理解度を詳細に把握することが可能。

また、iPad上から手書きで解答した宿題はそのままiPadを通じて提出でき、教師は各生徒の提出状況を一覧画面で確認することができる。

そのほか、学生は出席ボタンを押すだけで簡単に出席登録を行うことが可能なほか、講義中にアンケートの作成と実施を行い、生徒からリアルタイムでデータを取得・確認することができる。

キヤノンITSでは初年度に20大学、3年後には100大学への導入を販売目標としている。