Texas Instruments(TI)は、同社のリアルタイム制御32ビットMCU「C2000」、およびその他のDSPやFPGA向けの全機能内蔵の電源管理ソリューションIC「TPS7500S」を発表した。
同製品は、放熱特性を拡張した5mm角のQFNパッケージに、2個の低ノイズ、500mAのLDOリニア・レギュレータおよび、3個の電源電圧スーパーバイザ(電源レール・モニタ)を内蔵しており±5%の電圧精度の電源レールを提供することが可能で、パワーアップおよびパワーダウンのプリセット・シーケンス機能をはじめとした、同社マイコン「C2000」向けに最適化された電源管理機能を提供することが可能だ。
また、LDO1とスーパーバイザ1が1.8Vまたは1.9V±5%の出力を提供、LDO2とスーパーバイザ2が3.3V±5%の出力を提供することが可能となっている。
なお、同製品はすでに量産出荷を開始しており、1000個受注時の単価(参考価格)は1.90ドルとなっている。