位置情報共有サービス「ロケタッチ」を運営するライブドアと、飲食店情報サイト「ぐるなび」を運営するぐるなびは11月21日、顧客情報をベースにしたダイレクトマーケティング領域においての提携を発表した。
ロケタッチはGPS機能がついた携帯電話やスマートフォンなどを利用して、訪問した場所や店舗に「タッチ」して記録し、自分の友達と地図を共有する位置情報共有サービス。2010年7月にサービスを開始し、現在約8万人のユーザーを抱えている。一方の、ぐるなびは全国約50万店の飲食店情報を保有し、外食の情報サイトとして幅広いユーザーが利用している。
今回の提携では、ロケタッチの持つユーザーの行動履歴データと、ぐるなびの持つ飲食店情報を元に、ユーザーに利便性の高い飲食情報を提供することを目指すとしている。
提携の第1弾として、ぐるなびの店舗データとロケタッチの店舗データのひも付けを行い、ロケタッチの店舗ページから、ぐるなびの持つメニューやクーポンなどの飲食店情報への導線を設ける。これによって、ロケタッチユーザーが飲食店についてリアルタイムな情報を取得できるようになる。
両社では、位置情報という新しい手法を用いた飲食店のダイレクトマーケティングの可能性を検証するとしている。