沖電気工業(以下、OKI)は11月17日、スマートフォン、タブレット、PC、電話(PBX)、複合機・プリンタなどのオフィスIT機器の導入・利用・維持・管理にかかるトータルコストを削減する、オフィスIT機器向けクラウドおよびLCM(Life Cycle Management)サービス群を「EXaaS SmartWorkspace(エクサース　スマートワークスペース)」と称し、展開し、その一環として、IT管理者の負荷を軽減するクラウドコンピューティングサービス「EXaaS OfficeIT Assistant(エクサース オフィスアイティー アシスタント)サービス」を、販売開始すると発表した。

このサービスの導入により、顧客はスマートフォン、タブレット、PC、複合機・プリンタなど、社内ネットワークに接続されている全てのIT機器の利用者や接続場所などの管理情報をクラウド上で一元管理することができるようになる。

また、管理情報から、利用者および接続場所に応じた各端末に必要な環境別設定ガイダンスを表示することにより、利用者自身で機器の設定をすることができる。これにより、IT管理者は、クラウド上で端末の接続承認や利用状況の確認ができるだけではなく、端末利用者の設定支援などのサポート業務を軽減することができるようになる。

「EXaaS OfficeIT Assistant サービス」のイメージ

サービスの提供は2012年1月より開始予定、また価格は初期費用が10万円から、月額基本利用料は7万円(どちらも税別)からとなる。

同社では、本サービスの推進にあたり、「EXaaS SmartWorkspace」の他の製品と連携を図り、IT管理者の負荷を軽減する新しいサービスを提供していくという。