SRA OSSは11月17日、NTTデータが開発したオープンソースの統合管理ツール「Hinemos」のパートナープログラムに参加することを発表した。
Hinemosは、NTTデータが独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が推進する平成16年度オープンソースソフトウェア活用基盤整備事業により開発した統合管理ソフトウェア。GPLv2の下で公開されている。複数のコンピュータを単一のコンピュータイメージで運用管理可能なうえ、ユーザが運用目的ごとにコンピュータをグループ登録し、グループに対して状態監視、ジョブ管理、性能管理、一括制御することができるという。
SRA OSSでは、以前から33種類のOSSをワンストップ/サーバ台数無制限で提供するサポートサービス「OSSプロフェッショナルサポートサービス」を提供しており、そのサポート対象にHinemosも含まれていた。今回のパートナーシップ契約締結により、より強固なサポート体制を築いていくうえ、一部の非公開バイナリも提供していく予定。また、オプションサービスとして、Hinemosオプション製品の提供/サポートや、構築サービスとサポートのセットなども用意する。