インフラジスティックスは15日、UIコンポーネントスイートNetAdvantageシリーズの新バージョン「NetAdvantage 2011 Volume 2」、およびレポート・帳票開発向けツール「NetAdvantage Reporting」のリリースを発表した。

「NetAdvantage Windows Forms」ではSyntaxライブラリの追加やExcel動作との親和性を高めたWinGridの拡張機能が、同シリーズの「for ASP.NET」では、iPad/iPhoneブラウザのサポート、形状のサポートなどのInfragistics Excelライブラリの強化、およびバッチ更新や複数列ヘッダーなどの新機能が追加された。また同シリーズ「for jQuery」では、チャートやツリー、コンボボックスなど新たなコントロールが追加されている。

新製品「NetAdvantage Reporting」はXAMLベースのデザインタイム対応で簡単かつ直感的にレポート・帳票を作成。サーバー側/クライアント側両方のレンダリングをサポートし、クライアントで完全にレンダリングが可能となっている。また、印刷だけでなくExcel/PDFへの出力もサポートする。

価格は、WindowsForms/ASP.NET/jQuery/WPF/SilverlightコンポーネントにNetAdvantage Reportingを加えたパッケージ「NetAdvantage for.NET」が1ライセンス15万5400円。 WPF・Silverlight Data Visualization/Windows Phoneコンポーネントも含めた「NetAdvantage Ultimate」が23万1000円などとなっている。