アドビ システムズは11日、同社がサポートするプレミアムビデオ配信とFlashに関する今後の予定を発表した。同発表は、同社エバンジェリストがBlogに掲載した情報として伝えられたもの。
それによると同社は、メディア業界やパブリッシング業界がインターネット対応デバイスでWeb上の視聴者にアピールし、収益化の向上が図れるように全力でサポートするとのこと。Flashのみならず、Flash Media Serverによる配信や、Adobe Flash Accessによるコンテンツ保護、Omnitureによる解析など、幅広い領域に投資を行うという。
また、今後同社がサポートを行う予定があるものと、予定のないものをリストアップしている。
今後もサポートを行う予定があるものとしては、PCブラウザのプラグインとしてのFlash Player、AndroidとBlackberry向けに提供されるFlash Player 11.1、AppleとAmazonのApp Store、Android Marketなど、大手アプリケーションストアで配信可能なAIRパッケージのFlashベースアプリケーション、TV向けのネイティブHTMLアプリケーションやAIRパッケージによるFlashベースアプリケーションにFlashビデオを組み込める機能、となっている。
今後サポートをする予定のないものとしては、モバイルブラウザのプラグインとしてのFlashの将来バージョン提供、TVでのWebサイトのブラウジング、となっている。