米Adobe Systemsは9日(現地時間)、750名の人員削減を含むリストラ計画を発表し、その一環としてモバイル機器向けFlash Playerの開発中止について言及した。
同社はここ2年ほどの間、携帯電話向けに提供していたFlash Liteでなく、タブレットを含むさまざまなデバイスに対してPC向けと同等なフル機能のFlash Playerを提供すべく技術開発を続けてきた。現在、AndroidならびにBlackBerry PlayBookの2プラットフォーム向けにFlash Playerが提供されているが、これらに対するアップデートは次のバージョン11.1で終了となり、以後はバグフィクス/セキュリティ対策を含むサポート対応のみに限定されることになる。