コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は、岐阜県警生活安全総務課と生活環境課、岐阜南署が11月7日に、ファイル共有ソフト「Share」を通じて漫画作品を権利者に無断でアップロードし送信できる状態にしていた岐阜県揖斐郡の会社員男性(49歳)を、著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで岐阜地検に書類送致したことを公表した。
発表内容によると、この男性は、6月17日頃に角川書店が出版する漫画作品「そらのおとしもの」(第11巻)、小学館が出版する漫画作品「このSを、見よ!」(第2巻)を、Shareを通じて権利者に無断でアップロードして、不特定多数のインターネットユーザーに対して送信できるようにし、著作権(公衆送信権)を侵害した疑いが持たれている。
警察の調べに対し男性は容疑を認めており、「みんなに知って欲しくてアップしていた」などと供述しているという。
またこの男性は、ACCS会員外の会社が著作権を持つアニメーション作品1作品をShareを通じてアップロードした容疑も持たれている。