Thunderbird 8登場に合わせ、カレンダーアプリ「Lightning 1.0」登場

Mozillaはブラウザとメーラの最新版となる「Firefox 8」および「Thunderbird 8」を公開した。この公開に合わせて、長らくベータ版として提供されてきたカレンダーエクステンションが初の正式版「Lightning 1.0」として公開された。特にThunderbirdをメーラとして採用している場合には注目しておきたいエクステンションだ。

「Lightning」はThunderbird向けのカレンダーエクステンション。ローカルにデータを保持することも、オンラインデータと連携することもできる。実験的ながらキャッシュ機能を利用したオフライン編集機能も追加されている。なお、「Lightning 1.0」単体ではGoogleカレンダー専用モードは表示されない。「Provider for Google Calendar 0.9」も同時インストールすることでGoogleカレンダー専用の登録項目が表示される。

スケジュール管理をWebアプリケーションで済ませるビジネスマンも多いが、オンラインにデータを置きたくないというユーザやデスクトップアプリとしてのメーラを多用するようなケースではLightningのようなカレンダーアプリが便利。これまで長い間ベータ版としてのみの提供だっただけに、Lightningの正式版登場には注目しておきたい。