Googleは11月8日、同社の運営する「Google+」に、企業や店舗、ブランドなどが情報を発信してユーザーと交流できる「Google+ページ」の提供を開始したと発表した。Facebookの「ページ」やmixiの「mixiページ」のように、企業などが公式ページを開設できる。

作成したGoogle+ページが、ユーザーやファンによってサークルに追加されることで、最新情報をユーザーに届けることやビデオチャット機能などを使ってコミュニケーションをとることが可能となる。

公開時点では、トヨタ自動車やユニクロなどがGoogle+ページを公開している。

トヨタ自動車のGoogle+ページ

ユニクロのGoogle+ページ

Google+ページは、企業だけではなく商品名やブランドごとに作成することができる。作成するには、まず、個人でGoogle+のアカウントを取得したうえで、「ページを作成」から行う。

ページを作成での入力イメージ

また、同社ではユーザーやファンがGoogle+ページを見つける方法として、Google+ページをGoogleの検索結果に表示するほか、Googleで検索キーワードの先頭に「+」を付けると関連するGoogleページが表示される「ダイレクトコネクト」と呼ばれる機能も用意している。

現時点では、このダイレクトコネクト機能はgoogle.comでのみ動作するが、近日中には日本でも公開される予定。

なお、Google検索では「+」を検索キーワードに付加して完全一致検索が行えたが、同社では10月にこの機能を廃止して「"」でキーワードを囲む方法を代替として提供している。