PFUは、ネットワーク接続されているIT機器の情報を自動で取得し、クラウド上で管理できるLCM サービス(PCの導入~撤去までライフサイクルの運用設計と、設置・撤去などの作業代行を行うサービス)を、2012年春から提供すると発表した。

同社では、昨年11月より、PCやサーバだけでなく、プリンタ、ネットワーク機器のほか、iPad/iPhone、Android端末などのスマートフォンにも対応したIT機器管理アプライアンス「iNetSec Smart Finder」を提供していた。

iNetSec Smart Finderは、ネットワークに接続されたIT機器を自動で把握し、その稼働状況を管理できるアプライアンスで、IT機器をPC、プリンタ、ネットワーク機器、携帯端末などの種別で識別する。

今回提供を発表したLCM サービスは、iNetSec Smart Finderで取得したIT機器台帳をクラウド上で管理しようというもの。これによりユーザーは自社でサーバを用意することなく、すぐに運用を開始できる。また、iNetSec Smart Finderがユーザーに代わり、IT機器台帳の整備、未稼働機器の把握、管理外機器のオフィスネットワーク利用の監視/遮断を行うほか、利用者からIT部門への各種依頼(新規配備・撤去・故障対応)などのフィールドサービスや、IT機器の運用状況の月次報告も提供する。

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