楽天は、11月初旬に開始すると発表していた電子書籍ストア「Raboo」のソニー製電子書籍端末「Reader」への対応について、11月8日から開始すると正式に発表した。あわせて「Reader」向けに「.book」フォーマットのコンテンツ配信を開始する。
「Reader」への対応は当初、RabooのPCストアで購入した電子書籍をUSB経由で本体に取り込む形で提供される。その後、12月中旬にWi-Fi経由で本体からダイレクトに電子書籍を購入できるように対応していくという。
なお、Wi-Fi経由のサービスは、「Reader」のWi-Fiモデル「PRS-T1」が最初に対応する予定で、3G+Wi-Fiモデル「PRS-G1」については随時対応していく予定。
また、「Reader」向けに「.book」フォーマットに対応した約8500コンテンツの販売を開始する。これにより、小説やビジネス書などに加え、コミックの購入が可能となり、Rabooの取り扱いコンテンツ数も約2万8500に増えることになる。
「.book」フォーマットのコンテンツは、Rabooのサービス開始当初から対応しているパナソニック製専用端末「UT-PB1」向けの提供も予定しているという。