アイシェアは10月27日、20代から30代のスマートフォンユーザーを対象に実施した「通話に関する意識調査」の結果を発表した。回答者は1290名で、メインの利用端末は、Android端末が50.5%、iPhoneが48.3%、その他が1.2%だった。

回答者に1週間の平均通話時間を尋ねたところ、「30分未満」が56.3%でトップで、性別・年代を問わず半数を超えているという。通話料金・パケット代金などを含む月額料金で最多だったのは「7000~8000円未満」で、全体のの20.4%だった。性別で見ると、女性は同様に「7000~8000円未満(23.2%)」がトップだったが、男性は「5000~6000円未満(18.8%)」がトップと、男女で金額に差があることがわかった。

発信・受信を問わず、1ヵ月に電話する人数の平均は「2人~3人(46.6%)」が最多で、次は「4人~5人(28.4%)」だった。

最も電話をしたくなる時間帯でトップとなったのは「21時台(18.8%)」だった。10%以上を占めた時間帯は「16時~18時台(10.8%)」「19時台(11.7%)」「20時台(16.3%)」「22時台(15.4%)」となっている。同社は、「ソフトバンクとauは1時~21時までの通話が無料となるプランを提供しているが、その時間外に電話したくなる人が多いようだ」とコメントしている。

最も電話したくなる時間は何時? 資料:アイシェア

10分以上の長電話をすることが「ある」と答えた人は55.0%と半数以上に上った。その相手として最も多かったのは「同性の友人」で全体の51.1%だが、「既婚」の人で55.2%、「未婚で恋人がいる」人では82.8%は「恋人・配偶者」が最多となっている(複数回答)。

スマートフォンで通話ができるアプリを「インストールして頻繁に利用している」人は全体の11.7%、「インストールしてたまに利用している」は28.8%で、利用者は合計40.5%に及んだ。現在インストールしている通話アプリの数では「1つ(57.8%)」が最多で、多くが決まった通話アプリを利用しているようだ。