韓国の通信事業者であるKTと、Ustream Asiaは、ライブ映像配信サービス「Ustream」の韓国での展開を目的とした合弁会社「Ustream Korea」の設立で合意したことを10月26日に発表した。Ustream Koreaは、2011年12月に設立される予定で、出資比率はKTが51%、Ustream Asiaが49%。
Ustream Koreaは韓国ソウルを拠点とし、Ustreamの韓国語版サービスの提供を中心とした事業を、2012年第1四半期に開始するとしている。
Ustream Asiaは、米Ustreamと、ソフトバンクの100%子会社であるTVバンクによって2010年5月に設立された合弁会社。Ustream日本語版サービスを運営しており、韓国での事業展開においては、同社がサービス運営などのノウハウを提供する。
また、KTは米Ustreamとの関係を強固なものにするため、米Ustreamに対して2011年中に合計1000万米ドルを出資する予定としている。