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主要ブラウザのデザインは、なるべくコンテンツの表示領域を増やし、かわりに利用頻度の低いUIを表示しないようにして、シンプルな見た目を実現するという方向に進んでいる。特にiPadに代表されるタブレットデバイスが普及するにつれ、こうしたUIの必要性が強くなりつつある。
そうした流れのひとつとして、Firefox 10のナビゲーションから「進む」ボタンがデフォルトでは表示されないようになったようだ。最新のFirefox 10 ナイトリー版をインストールすると、デフォルトでは「進む」ボタンが表示されなくなったことに気がつく。
ナビゲーションバーに変更が加わる前のFirefox 10 Nightly |
ナビゲーションバーのUIが変更されたあとのFirefox 10 Nightly。「進む」ボタンが表示されていないことがわかる。 |
「戻る」ボタンを押すなどして、「進む」ボタンが必要になるとはじめて「進む」ボタンが表示される |
UX版に導入されていたUIと同じUIが導入されたことがわかる |
「進む」ボタンはナビゲーション上は必要なアイテムだが、ほとんど使われることがない。常に表示されているのは、UIとしては無駄ということになる。必要なときにだけ表示するようにし、デフォルトでは表示しないというコンセプトはすでにUXビルド版のFirefoxには導入されていた。今回この取り組みがFirefox 10 Nightlyにも反映された形になった。