日本マイクロソフトは10月24日、Windows Phoneに関するプレス向け説明会を開催。その中で、www.windowsphone.comの中の「My Windows Phone」のページにて、すでにリモートロックやリモートワイプ機能を提供していることを明らかにした。また、キャリアメールにも今後対応するという。
Windows Phoneは、KDDIが「Windows Phone 7.5」を搭載した富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製の端末「Windows Phone IS12T」を8月25日から提供している。説明会では、Windws Live上の無料ストレージエリア「Sky Drive」(25GB)に保存した写真やOfficeドキュメントを簡単に参照できる点をアピールした。OneNote 2010では、保存行為を行わなくても、SkyDriveに自動同期され、Windows Phoneで参照することが可能だという。
また、説明会では、Phone Connector for Windows Home Server 2011も紹介。このConnectorを利用すれば、Windows Phoneで自宅のWindows Server 2011に接続し、ストリーミング再生や写真の閲覧が行えるという。
日本マイクロソフト コミュニケーションズ パートナー統括本部長 業務執行役員 横井伸好氏は、「ユーザーからは、動作が速い、使いやすいといった強いフィードバックをいただいているが、出してすぐ売れるという簡単なものだとは思っていない。大きな波を起こすには、ユーザーを増やす必要があるので、腰を据えて、ユーザーに説明する機会を増やしていきたい。それがマーケティング的なチャレンジだ」と述べた。
そして、10月25日~10月31日には、JR品川駅 2階イベントスペースに、10月28日~11月6日には赤坂サカスに、それぞれWindows Phoneラウンジを開設。ドリンクサービスやタッチ&トライ、ゲームなどを行う。詳細はこちらを参照。