日本ラッドは10月24日、SaaSesブランドとして提供している同社の無料パーソナルクラウド「ソラ箱」において、データを複数人で共有するサービスを11月8日にリリースすると発表した。ソラ箱は、法人・個人を問わずに無料で利用できるストレージサービスで、5.1GBの容量制限と商業利用の禁止以外は有料版と同じサービスが提供される。
今回追加されるファイルの受け渡し機能によって、ソラ箱サービスを利用した複数人でのファイル共有が可能となる。共有する方法としては、メールの本文にファイル保存先のURLを記載して送信する方法を11月8日から提供開始する。
また、twitterなどソーシャルメディアのメッセージ機能を利用する共有方法も今後リリース予定としている。
ソラ箱の主な機能としては、送受信容量300MB、保存容量5.1GB、クライアントPCとクラウド上のデータを同期させることが可能などとなっている。メールアドレスによるファイルの共有では、同時送信可能ファイル数が10個までで、パスワード設定やダウンロード回数制限、期限設定などが行える。