東芝は10月21日、愛知県田原市において、三井化学など6社と共同で、国内最大規模の太陽光・風力発電所を計画するための「たはらソーラー・ウインド共同事業」に参加し、各社と事業化検討を実施することで基本合意したと発表した。
同事業は、三井化学の所有地に発電能力50MWの太陽光発電所、6MWの風力発電所を建設し、太陽光発電・風力発電事業を行うもの。総事業費は約180億円の計画で、2012年6月の着工、2013年の9月完工を目指す。
同事業に参加するのは先の2社のほか、三井物産、東亞合成、東レ、三井造船の4社。
東芝は、太陽光発電所の基本設計を含むエンジニアリング全般、主要機器の納入、建設などを一括で担当し、最高変換効率97.7%(定格電圧350V、出力50%の場合)の500kWのパワーコンディショナが採用される予定。