日本デザイン振興会は、「2011年度グッドデザイン大賞(内閣総理大臣賞)」の選出に、従来から行われている審査委員と受賞者による投票に加えて、グッドデザイン賞受賞展「GOOD DESIGN EXHIBITION」の来場者による投票を初めて取り入れると発表した。

グッドデザイン賞のWebサイト

今回の投票は、既に発表されているグッドデザイン大賞の候補6件が対象。10月28日から11月6日の期間に、「GOOD DESIGN EXHIBITION」の会場となっている東京都港区赤坂のミッドタウン・タワー5F「東京ミッドタウン・デザインハブ」へ来場(入場料は無料)した人は誰でも投票することができる。投票は期間中に1人1回限りで重複投票は無効、票のウエイトは受賞展来場者を「1」とした場合、受賞者は「5」、審査委員は「100」。なお、各候補はWebサイトにて確認できる。

受賞展期間中は、投票所にて大賞候補6件の映像や解説パネルを見ることができるほか、10月29日には各候補作を手がけたデザイナー6組による公開プレゼンテーションが実施され、ストリーミング配信も行われる(一般参加申し込みは終了)。

結果発表は、11月9日の16:00頃に同日開催の表彰式、およびWebサイトにて発表予定。同時に、「グッドデザイン金賞」「ロングライフデザイン賞」などを含む「グッドデザイン特別賞」も発表される。