日本コンピュウェアは10月21日、同社が独自に選定した6業種におけるリーダー企業のWebサイトパフォーマンスを比較し、業種ごとの上位ランキングを含む2011年9月度ベンチマーク結果を発表した。9月1日~9月30日の測定結果をまとめたものとなる。

発表によると、Webサイトのレスポンスタイムでは6業種における企業の中で、AIR DOが0.26秒でトップとなっている。また、各業界のレスポンスタイムの平均時間は1.5秒から3.6秒の間に分布し、全体としての平均時間は先月より増加しているという。

業種としてレスポンスタイムが最も速かったのは「銀行-大手銀行およびネット銀行」で、各業界の可用性平均は99.81%から100%の間に分布し、「証券 - ネット証券」においては同社によると100%の可用性との結果になっている。

測定対象のWebビジネス主要業界6業種における、レスポンス・可用性・均一性の上位10社は下図の通り。

小売 - カタログ通販、TVショッピング

小売 - ネット関連(E-コマース)

銀行 - 大手銀行およびネット銀行

証券 - ネット証券

トラベル - 国内旅行

トラベル - オンラインチケット販売

なお、各指標については、レスポンスタイムはWebページのコンテンツすべてが読み込まれるまでの時間、可用性はアクセスすることができた割合、均一性はWebサイトのレスポンスタイムのばらつきを表している。