Java Programming Language

日本オラクルの寺田佳央氏が「JJUG Cross Community Conference 2011 Fall」において発表した基調講演の資料が「JavaOne 2011 Report」として公開されている。10月20日現在、トータルビューは36,000超となっている。

公開された資料はJavaOne 2011の内容を日本語でまとめたもの。Javaに関わる技術が現在どのような状況にあり、今後どういった方向に進もうとしているのかわかりやすくまとまっており参考になる。特にスライドの69ページ目にある「Java SE 9のビジョン」は、今回JavaOne 2011で発表があったJava SE 9に関する発表内容を取り上げたものとして興味深い。

slideshareに公開された「JavaOne 2011 Report」。69ページにはJava SE 9のビジョンがまとめられている。

JavaOne 2011で発表があったJava SE 9のビジョンは、あくまでも現段階におけるアイディアのような段階にあり、Java SE 8のように内容が確定しているわけではない。しかし、多言語対応の強化、クラウド関連機能の強化、組み込みおよび大規模計算まで幅広いシーンでのさらなる進展、仮想マシンそのものの強化など、興味深い項目があり関心を引く。