東芝モバイルディスプレイ(TMD)は10月20日、精細度498ppiを実現したモバイル用液晶ディスプレイを開発したことを発表した。画面サイズは6.1型で、解像度はフルHDを上回る2560×1600(WQXGA)を実現している。
同ディスプレイは、同社が培ってきた低温poly-Si TFT(LPTS)形成技術と、高精度な組み立て技術を用いることで実現したもの。
写真画像とほぼ同等の高品位で、深みのある映像の表示を可能にするほか、2D表示ながら奥行きのある臨場感を表現することができると同社では説明している。
主な仕様はコントラスト比は1000:1で、視野角は上下左右ともに176°以上(コントラスト比10:1)、色再現範囲は61%(NTSC比、CIE1931)、表示色16,777,216色となっている。