MM総研は10月19日、タブレット端末を個人名義で利用する人500名を対象に実施した「タブレット端末利用に関するユーザー調査」の結果を発表した。同調査では、利用している機能やコンテンツ、満足度などについて聞いている。

所有しているタブレット端末で利用している機能を聞いたところ、上から、「インターネット検索・閲覧」(404名、80.8%)、「Eメール」(278名、55.6%)、「動画・映像の視聴(YouTube/Ustream/ニコニコ動画など)」(258名、51.6%)の順となり、PCやスマートフォンで良く使われている機能と同じであることがわかった。

現在所有のタブレット端末で利用している機能/サービス 資料:MM総研

コンテンツの利用経験を聞いたところ、500名中220名が有料で利用した経験があると答え、さらに有料コンテンツの利用経験がある220名に購入したコンテンツのジャンルを質問した結果、「ゲーム」(119名、54.1%)、「音楽」(73名、33.2%)、「小説などの書籍」(65名、29.5%)の順となった。

同調査では、タブレット端末の満足度について、全14項目(「重さ」「サイズ(長さ・幅・厚さ9」「デザイン」「画面の大きさ」「画面の見やすさ・精細さ」「文字入力のしやすさ」「ボタンの位置・押しやすさ」「操作性」「バッテリー容量」「音量」「音質」「機能」「3Gの通信速度やネットワークのつながりやすさ(3G利用者のみ)」「タブレット端末に対する総合的な評価」)を5段階で質問した。

その結果、総合的な評価では上位2項目の「大変満足」「満足」の合計が351名(70.2%)と、満足度は高かった。スペックで上位2項目が高かったのは「画面の大きさ」383名(76.6%)で、低かったのは「重さ」171名(34.2%)と「3Gの通信速度やネットワークのつながりやすさ(3G利用者190名のみ回答)」59名(31.3%)だった。

タブレット端末の改善点について質問したところ、最も多かった回答は「重量が軽くなること」(303名、60.6%)で、これに「バッテリー容量の増加」(225名、45.0%)、「壊れにくさ・頑丈さ」(191名、38.2%)が続いた。

今後のタブレットで改善すべき点 資料:MM総研