モバイルマーケティング・ジャパンは10月18日、スマートフォンユーザーを対象に実施した「スマートフォンアプリとゲーム」に関する意識調査の結果を発表した。同調査では、SNSの利用、人気アプリ、ユーザーが料金を支払うアプリなどについてまとめている。
現在スマートフォンで利用しているSNSを聞いたところ、最も多かったのはTwitter(回答率40%)だった。これに、回答率25%超の「mixi」「Facebook」が続いた。さらに、、利用しているSNSのうち最も利用しているSNSの回答も同じ傾向が見られた。
ダウンロードしているアプリを聞いたところ、「ニュース・天気予報」が66.8%、「ゲーム」が65.1%と2大人気だった。
好きなアプリと理由については、「メモやサイトの情報を記録するのに便利。PC と連携が取れる点もいい(Evernote)」、「スケジュール管理が楽になり、手帳がいらなくなった(ジョルテ)」、「Web経由より手軽さがある。起動が早い(Twitter)」、「場所・時間を問わず知り合いと幅広くコミュニケーションが取れる(Facebook)」など、「モバイルならではの「いつでも・どこでも」という要素が含まれている」と、同社ではコメントしている。
スマートフォンでゲームをプレイしたことがあるか聞いてみたところ、72.9%が「ある」と回答。さらに、プレイしたゲームのカテゴリーについては、約半数と「パズルゲーム」の割合が圧倒的に高かった。
「アプリをダウンロードするきっかけ」は、「ランキングの上位にあったから」がトップで約45%。これに、「レビューサイト」(約35%)、「友人・知人がプレイしていたから」(約20%)が続く。一方、「有料ゲームに課金するきっかけ」は「セール/キャンペーン中で値段が安かったから」、「もともと好きなシリーズだったから」、「無料版をプレイして面白かったから」が上位に挙がった。
こうした結果より、同社は「ダウンロードするきっかけは周囲の評価やクチコミだが、課金をする際は自分自身の評価や経験則を基準にしていることが予測される」と分析している。