三菱電機は、データセンター間などの高速・大容量通信の光伝送装置に使用される光送信モジュールとしてXMD-MSAに準拠したCAN型10Gbps伝送用「EML-TOSA(FU-613REA)」を発表した。
同製品はEML素子の高温動作の実現により、冷却用の熱変換素子を小型化した。これにより、消費電力は0.6Wと同社製品比約50%に低減した。また、新たに開発したEML素子により低い伝送ペナルティと高い消光比・マスクマージンを実現。これにより、40kmの伝送を実現した。さらに、従来のボックス型から生産が容易で量産性に優れたCAN型パッケージ採用している。
2011年10月31日よりサンプル出荷を開始する予定で、サンプル価格は3万円となっている。