NECは10月17日、ファーストリテイリングのグローバル旗艦店「ユニクロ ニューヨーク5番街店」にデジタルサイネージシステムを納入し、10月14日の店舗オープン日に稼働を開始したと発表した。同システムは10月21日にオープン予定のニューヨーク3番目の大型店「ユニクロ ニューヨーク34丁目店」にも導入される。
NECは、ウルトラナローベゼルを採用した46インチ液晶ディスプレイ縦4面のマルチ構成による大型ディスプレイを始め、2店舗合わせて約430パネルのデジタルサイネージとコンテンツ配信システムを納入した。
デジタルサイネージには、商品やモデルの映像などユニクロの店内広告が表示され、従来の等身大の静止画ポスターに代わり同システムを利用することにより、コスト削減を実現する。
配信されるコンテンツは、日本国内のユニクロのデータセンターで管理され、NECのコンテンツ配信システムにより全世界の店舗に向けて配信される。プライベートクラウド環境によるデジタルサイネージシステムの運用もNECが担当する。
NECは、「ユニクロ タイ セントラルワールド店」、「ユニクロ 韓国 江南店」、首都圏最大店舗「ユニクロ 池袋東武店」など、世界各地のユニクロ主要店舗にデジタルサイネージを納入済みで、トータルのパネル数は現時点で1,000台以上に上る。