日産自動車は10月17日、「日産リーフ」のリモート操作が行えるAndroidアプリの配信を開始したと発表した。

日産リーフは、専用設計した電気自動車専用情報通信システム(EV-IT)を採用することで、乗車中にナビゲーション画面を通じてドライビングサポート機能を提供するだけでなく、乗車前や降車後にオーナー向けWebサイトにアクセスすることで、走行履歴の確認やバッテリーの状態管理、充電やエアコンのリモート操作なども可能な機能を搭載する。

アプリのホームでは、バッテリ残量をグラフで表示するとともに、残量に応じて、「エアコンをオンにした場合とオフにした場合の航続可能距離」、「普通充電(100V、200V)と急速充電を使った場合、それぞれの充電完了までの残り時間」を表示する。

また、駐車中の日産リーフに対してはリモート操作で充電、乗車前はリモート操作でエアコンのオン/オフが行える。

利用にあたっては、N-Link OWNERSに専用のID・パスワードを登録し、日産リーフに搭載されたナビにもそのID・パスワードを設定する必要があるほか、「日産ゼロ・エミッションサポートプログラム」、「日産EV法人メンテナンスサービス」、「CARWINGS for EV」のいずれかに加入する必要がある。日産リーフオーナー以外の人は「お試し版」を閲覧可能。