Googleは10月14日、同社の提供するWebサイト運営者向けの「ウェブマスター ツール」に、登録しているWebサイトに問題が発生しているかどうかを一覧表示する「サイトの状態」を追加したと発表した。
サイトの状態画面では、登録しているWebサイトの中で問題が発生しているWebサイトにメッセージが表示される。この画面は、公開当初は登録Webサイトの数が、100以下の場合に利用でき、将来的にはサイトの数に関わらず利用できるようにするとしている。
登録しているWebサイトの状態が一覧で表示される |
表示されるのは、「マルウェアの検出」「URL削除ツールによって重要なページが削除されていないか」「robots.txtによって重要なページのクロールがブロックされていないか」の3項目で、Webサイトに対するチェック項目は今後追加する予定という。
ウェブマスター ツールによってチェックされる項目 |
指摘される「重要なページ」は、ページのクリック数から重要度を判断しており、重要と判断されなかった場合のURLの削除は、Web担当者による通常の作業と見なしてアラートは発生しない。
なお、これらWebサイトの問題は、これまでもWebサイトごとにレポートを表示することで確認できたが、ひとつひとつ確認する必要があった。