パラゴンソフトウェアは10月12日、Windows Server対応のハードディスクの総合管理ユーティリティの最新版「Paragon Hard Disk Manager 11 Server」の販売を、10月末より開始すると発表した。
価格は、シングルライセンス版が102,900円、オプションのバーチャルライセンスが115,500円。この他に、ボリュームライセンスや保守サービスプログラムも用意される。
Paragon Hard Disk Manager 11 Serverは、「Paragon」シリーズの最上位版にあたる製品で、イメージバックアップやファイル単位での各種バックアップ、パーティション操作、コピー (クローン)、抹消、システムマイグレーション(P2P、P2V)など、サーバメンテナンスに必要なが収録されている。
バックアップに関しては、稼働中のWindowsサーバを停止することなく実行可能な「オンラインバックアップ」、Windows PE 3.0に対応した製品CD起動で実行可能な「コールドバックアップ」に加え、新機能「フラットバックアップ」を利用することで、OSを停止したり製品をインストールせずにバックアップ、コピー、P2Vコピーを行うことができる。
また、すべての操作は製品CD起動時の操作も含め、ランチャーとウィザードをベースにした「Paragon」シリーズ共通のインターフェースで行えるので、エントリーユーザーからITプロフェッショナルまであらゆるユーザーに対応可能。対応するOSは、Windows Server 2003 SP2/2003 R2 SP2(x86、x64)、Windows Server 2008 SP2/2008 R2 SP1(x86、x64)
オプションで準備されている「バーチャルライセンス」では、99台までのマシン環境を、VMwareやHyper-Vなど各種仮想環境で使用できる形式に変換可能となっている。バーチャルライセンス使用時の対応仮想環境は、Microsoft Virtual PC 2007、 Windows Virtual PC 、Microsoft Virtual Server 2005 R2 SP1、 Microsoft Hyper-V (2.0)、 VMware Workstation (6.5.x)以降、 VMware ESX Server(3.5.x)、ESXi(4.0)以降。