北海道電力は10月11日、2018年代前半を目途に導入を検討していたLNG(液化天然ガス)火力発電所(コンバインドサイクル発電)を石狩湾新港地域に建設することに決定したと発表した。
同地域が選ばれた理由としては、電源の分散化が図られ、電力の大消費地に近く、港湾等のインフラが整備されているなどが挙げられている。
同社は今後、環境影響評価法/電気事業法に基づく環境アセスメント手続きなどを進め、2015年度の着工、2018年代前半の初号機(50万kW級)の運転開始を目指す。
また同社は同日、北海道ガスと、北海道ガスが石狩湾新港地区において建設を進めているLNG輸入基地の共同利用に関する「基本合意書」を締結した。