デルは10月11日、シンクライアント製品「Dell OptiPlex FX170」、「同 FX130」を発表した。
新端末は、幅1.5インチ(約38ミリ)以下、重量1.5ポンド(約680グラム)以下という筐体の小型化を実現。小売業など、設置スペースの限られた場所でも導入しやすいという。また、デュアルモニターをサポートしたほか、HDDやファンなどの可動部品を排除した設計になっており、長期の利用が可能としている。
同社は、管理性を向上させるために、包括的なソフトウェア・ソリューション「Devon IT Echo Management Console Dell Edition」、「Devon IT DeTOS Dell Edition」も提供している。これらのソリューションは、Microsoft Windows EmbeddedおよびDeTOSシンクライアントをサポートし、Citrix XenApp、Citrix XenDesktop、Microsoft Remote Desktop Services、VMware Viewなど、さまざまなアプリケーションに対応するという。
価格は、VIA Eden ULV 1GHz/VIA VX855を搭載したDell OptiPlex FX130が5万5700円~、 インテル Atom n270 1.6.GHz/インテル 945 GSE +ICH7-mを搭載したDell OptiPlex FX170が6万3200円~。10月11日より販売が開始されている。
Dell OptiPlex FX170 |