日本ユニシスは10月7日、「おおさか充電インフラネットワーク」を構築する充電器メーカーやIT企業12社による「充電インフラネットワーク技術ワーキンググループ」を設置し、大阪府とCHAdeMO(チャデモ)協議会と共同で、充電インフラネットワークの技術標準化に向けた取り組みを開始すると発表した。
ワーキンググループの構成メンバーは、同社のほか、高岳製作所、ハセテック、テンパール工業、高砂製作所、ニチコン、GSユアサ、JFEエンジニアリング、パナソニックシステムネットワークス、ユニアデックス、エネゲート、兼松、CHAdeMO協議会、大阪府。同社は幹事企業、CHAdeMO協議会はオブザーバーとして参画する。
活動目標は、充電インフラネットワークを複数の充電器メーカーやIT企業によって構築し、EVユーザーに利便性の高い充電サービスを効率的に提供するために、必要となる統一的な技術仕様を検討し、実証実験などを通じて検証を行うこと。
検討範囲は、「ICカードを用いた利用者認証」、「充電サービス利用データの収集と提供」、「充電器の位置や、状態情報(満空情報など)の収集と提供」、「課金、決済」、「外部システム連携」。