米Oracleは10月5日(米国時間)、企業向けSNS「Oracle Social Network」を発表した。同サービスはOracleの業務アプリケーションとシームレスに統合し、リアルタイムでのコラボレーションを実現する。
同サービスは、米サンフランシスコで開催中の年次イベント「Oracle Open World 2011」で発表されたパブリッククラウド「Oracle Public Cloud」の一部となるもの。「Oracle Fusion Applications」をはじめ、BIやビジネスロジックとシームレスに統合し、これらシステムからリアルタイムで情報を得て、コラボレーションに役立てられる。
主要機能は、ソーシャル、リアルタイムコミュニケーション、共有、フィードの4つで、テキスト、動画、音声などを利用したメッセージ、ドキュメントの共同編集や共有が可能だ。
Oracleアプリケーションの最新情報やレコメンデーションのフィードとアクティビティストリーム、検索なども特徴で、これらを利用して、ビジネスユーザーは企業内・外の人と安全にコラボレーションできる。
モバイルにも対応しており、iPhone、iPad、Android端末から利用可能。
現時点では、提供時期などの詳細は明らかにされていない。