今年に入って、スマートフォンの新製品が続々と登場しており、スマートフォンの利用者も右肩上がりに増えている。携帯電話からスマートフォンに乗り換えた時、一番困るのはバッテリの持ちだろう。画面が大きいこともあり、通話やWeb接続をしていなくても、みるみると減っていく。ただし、設定次第では、バッテリの持ちを伸ばすことも可能である。

Make Tech Easierの「Androidスマートフォンのバッテリの寿命が切れそうな時に伸ばす方法(原題:How to Stretch Your Android’s Battery Life When It Is Critically Low)」という記事では、Androidスマートフォンの寿命を"延命"させる方法を紹介している。

バッテリの残量が10%を切ったら、保護のために何らかの手を打つ必要がある。まずは、無駄にバッテリを使っているアプリケーションは停止することだ。バッテリの利用状況は、「端末設定-端末情報-電池使用量」で確認できる。ここ、どんなアプリケーションがどのくらいの電池を使用しているかわかる。

また、スマートフォンでは気づかないうちにバックグラウンドでさまざまなアプリケーションが動いている。アプリケーションの稼働状況は、「端末設定-アプリケーション-アプリケーションの管理」で確認できる。Facebook、Twitter、RSSリーダ、インスタントメッセンジャーなど、自動アップデートするアプリケーションも多い。不要なアプリケーションはすべて停止しよう。停止したいアプリケーションをタッチすると、停止できる画面が現れる。

「端末設定-端末情報-電池使用量」の画面。

「端末設定-アプリケーション-アプリケーションの管理」の画面。自分では使っているつもりではなかったアプリケーションが見つかるかもしれない

スマートフォンは画面が大きな分、当然、消費電力量も多い。よって、画面の明るさを落とすこともまた消費電力の節約につながる。画面の明るさの設定は「端末設定-画面設定-画面の明るさ」で行える。

「端末設定-画面設定-画面の明るさ」の画面。見づらくない程度に明るさを落としてみよう

最後のアドバイスとしては、1ヵ月に1度はバッテリを完全に使い果たすことが挙げられている。あるレポートでは、バッテリの完全放電を行うことで、50%もバッテリの持ちをよくすることができた人たちもいるそうだ。

Androidスマートフォン向けにバッテリを管理できるツールもたくさん提供されているので、これらを使ってみてもよいだろう。