グローリーは、様々な帳票類に対応できるパソコン一体型A3対応スキャナ DPステーション「FU-500」を開発し、来年2月より販売すると発表した。価格は80万円(税別)。

「FU-500」

「FU-500」では、スキャンと同時にOCRにより書類内容を自動判読するなど、従来のデジタル複合機ではできなかった業務アプリケーションの搭載が可能。別途パソコンを設置する必要が無いため、省スペースを実現し、インプリンタを標準搭載で、ADFでスキャンした帳票に、通番や処理日付等の自動印字ができる。スキャナはADF(A3・両面対応)とフラットベッド(A4対応)の2種類の読み取り方法に対応する。

スキャン解像度は600dpi、読取速度はグレースケールが片面50枚/分、両面100面/分、カラーは片面40枚/分、両面80面/分。ホッパー収納量は約100枚、スタッカー収納量は約200枚。パソコンは、OSがWindows Embedded Standard 7、メモリが2GB、HDDが160GB、操作パネルはタッチパネル方式の10.0インチTFT(XGA)、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ、インタフェースはLAN×2、USB 2.0×4など。外形寸法は、W620×D670×H274mm、重量は約30kg。