paperboy&co.は9月29日、インターネット上でユーザー同士がインタビュアーや回答者になってインタビュー記事を作成するソーシャルインタビューサービス「ザ・インタビューズ」の運営を、同日より正式に開始すると発表した。

ザ・インタビューズは、同社が7月に開催した社内クリエイティブ合宿「お産合宿」で誕生したサービス。提供開始から2ヵ月で会員数20万名、1億PVを超える利用者があったが、これまでは社内の有志スタッフによって運営されていたという。同社では「より一層充実したサービスを提供するべく、今後はpaperboy&co.が正式サービスとして展開」するとしている。

ザ・インタビューズ

ザ・インタビューズでは、ユーザーがインタビュアーとなって他のユーザーに質問を送る「インタビュアー機能」と、自分以外のユーザーから受けた質問に対する回答をインタビュー記事として投稿する「執筆機能」がメインの機能。サービス料金は無料で、TwitterおよびFacebookアカウントでも利用できる。

最大の特徴は、ユーザーに送られる質問が誰から送られたものかわからないことで、ユーザーは匿名インタビュアーとして、友人や家族、憧れのあの人に質問を投げかけることができるようになっている。これまでに190万件の質問、回答として150万件のインタビュー記事が公開されており、回答率は80%を超えているという。

同社では広告タイアップ展開なども予定しており、タイアップ企画第1弾としてアニメ「境界線上のホライゾン」のオープニング主題歌「TERMINATED」を歌う、声優アーティスト茅原実里さんのインタビュー企画を実施。

「茅原実里インタビュアー募集!」と題し、ザ・インタビューズを通じてユーザーから集まった質問に、本人が直接インタビューに答えるUstream生放送番組を、新曲発売日の10月19日に放送する予定となっている。

また、今後のサービス展開については、検索機能の強化、回答された質問にさらに追加して質問できる追加質問機能、複数のインタビュー記事をまとめるキュレーション機能などを開発する予定。