アドバンスソフトウェアは9月28日、Excelファイル生成ツール「Excel Creator 2012」を10月5日に発売すると発表した。価格は1クライアント開発ライセンスあたり6万3000円(税込)となる。
ExcelCreator 2012は、Visual Basic.NET、Visual C#、ASP.NET などのプログラム上でExcelファイルを生成するコンポーネントを提供するソフトウェア。実行環境にExcelは必要ない。処理スピードが特徴となっており、20列×5,000行のセルに約1秒でExcelファイル生成することが可能となっている(同社調べ)。
同ソフトを使用することにより、プログラム上で新規にExcelファイルを作成し、データ入力・Excel関数の設定・計算式の挿入・書式設定などをセルに対して行うことができる。あらかじめ罫線やグラフが設定されたExcelシートに対して、プログラム上からセルに値を設定するだけで、容易にグラフ付きの集計表などを作成できる。
Excelがインストールされた環境では、新たに追加されたコードデザイナによるシンプルなコーディングでアプリケーション開発を行うことができる。直接目的のセルを選択し、展開したそれぞれのセルに対して必要な設定を行うことでソースコードを自動生成することが可能だ。
さらに Webアプリケーションでも使用できるよう、同時に複数の処理要求や、ストリーム出力にも対応。作成したExcelのデータはPDFファイルとして出力することもできる(.NET版のみ対応)。