三菱電機は9月27日、同社の中国での製造委託先である「捷敏電子(上海)(GEM Electronics (Shanghai))」とパワー半導体モジュールの製造に関する合弁会社を設立し、2012年1月から生産を開始することを発表した。
三菱電機では、世界的な省エネに対する意識の高まりにあわせ、パワー半導体の需要も拡大しており、そうした市場の要求に対応するため、アセンブリ・テスト工程の製造委託先である捷敏電子と合弁会社を設立し、パワー半導体の生産体制の増強を図るとしている。
新会社の名称は「三菱電機捷敏功率半導体(合肥)有限公司」で、中国・安徽省の合肥経済技術開発区の工場にて、2012年1月より民生および一般産業用パワー半導体モジュールの生産を開始する予定。
なお、三菱電機で2015年末までに約800人の人員を配置し、中国でのアセンブリ・テスト工程の生産能力を2011年比で2倍に増強する計画としている。