日立ソリューションズは、スマートフォンから社内のイントラネットやグループウェアにVPNでアクセスできるクラウド型サービス「スマートフォン セキュアアクセスサービス」を、9月26日より提供すると発表した。価格は100ライセンス~で月額89,250円~。

メールち添付ファイルの閲覧例

このサービスは、同社のクラウドサービス「SecureOnline」を利用したもので、社内へのVPN接続と2要素認証(パスワード認証とID認証)を提供する。このサービスを利用することで、スマートフォンからイントラネットやスケジュール/アドレス帳、メールサーバ、ファイルサーバにアクセスでき、専用のドキュメントビューアでサーバに格納されたドキュメントファイルや画像ファイルを表示できる。

現在、メールとスケジュール/アドレス帳の閲覧が可能なグループウェアとしてはLotus Notes/DominoとMicrosoft Exchange Serverに対応しており、2011年10月上旬に日立製作所の「Groupmax Smartphone」への対応を予定している。

「スマートフォン セキュアアクセスサービス」は、メールアクセスサービスとイントラアクセスサービスの2つのラインナップがあり、メールアクセスサービスでは、スマートフォン/携帯電話からイントラネットやスケジュール、アドレス帳、メールサーバー、ファイルサーバの閲覧が可能。一方、イントラアクセスサービスでは、携帯電話からイントラネットの閲覧が可能であり、PC用に作られたイントラネットを携帯電話向けに自動変換し、見やすくする機能を提供する。

対応機種は、スマートフォンがiOS4.2以上、Android 2.x、携帯電話がNTTドコモのiモード、iアプリが使用できるFOMA端末、auのEZ-web、EZアプリが使用できる端末、ソフトバンクのYahoo!ケータイ、S!アプリが使用できる端末。