MMD研究所は9月20日、モバイル/インターネットによるオンラインによって実施した「ソーシャルメディアの利用に関する意識調査」の結果を発表した。同調査では、実名公開に関する意識、SNSを利用した年賀状サービスの導入意向などを聞いている。有効回答者数は620。

「Facebook/Twitter/mixi/ブログなどのオンラインサービスで、実名(本名)を公開することに抵抗があるか」を尋ねた質問に対し、62.1%が「抵抗がある」と回答した。ただし、2010年11月の同調査では、「抵抗がある」と回答した人は89.1%に上っており、約1年でソーシャルメディアの個人情報公開に対する抵抗感が低くなりつつある傾向にあるようだ。

職場や学校でソーシャルメディアの利用に関するルールの有無を聞いたところ、「ルールがある」と回答した人は22.1%だった。

mixiが行っている相手の住所を知らなくても年賀状が送れる「ミクシィ年賀状」の利用経験を聞いたところ、「16.1%」だったのに対し、今年度からFacebookが開始する同様のサービスを「利用すると思う」と答えた人は30.9%だった。

同調査では、Facebook/Twitter/mixiの登録率をまとめているが、「登録し定期的に利用している」と答えた人が最も多かったのはTwitterで、これにFacebookとmixiが続く結果となった。

Facebook/Twitter/mixiの登録率 資料:MMD研究所