弥生は、弥生製品を使用した経理・総務と給与計算の実務処理を基準とした日常業務の実務処理スキルを評価する「弥生検定」を9月20日より開始すると発表した。
「弥生検定」は、実際の業務の理解度と、それらの業務を弥生製品を使って処理する能力を問う試験で、試験内容はそのレベルに応じて、1~3級と3段階に分かれている。
この資格を取得することで、企業の経理・総務担当者に求められる基本的な知識と弥生製品の操作能力を証明することができる。
同社によれば、弥生製品を使用した事務能力を総合的かつ客観的に判断するための指標を提供し、求職者の雇用や業務担当者のキャリアアップに貢献するとともに、弥生製品を通じ業務に精通した「弥生人材」の育成をすることと、中小企業や個人事業主が求める「弥生製品」を実務にそって使用できる即戦力を提供することを目的に「弥生検定」の開始を決めたという。
「弥生検定」は、今後実施予定も含め2種類があり、9月20日より「弥生検定 パソコン経理事務 3 級」の募集を始め、2級、1級、「弥生検定 パソコン給与事務」も順次募集を開始する。なお、「弥生検定 パソコン経理事務 3級」の受験料は7,500円で、試験時間は60分。申し込みはWebより行う。
試験は、試験会場ごとに随時行い、試験はPCを利用して、その時点の最新版の弥生製品を使って行う。
試験会場は、2011年9月20日時点で全国14カ所にあり、初年度3,000人の受験者を見込み、今後、年間1万人の受験者と全国100カ所の試験会場での実施を目指すという。