テクトロニクス社は9月15日、「SFF-8431」、「SFP+ PHY」、および「SFP+ダイレクト・アタッチ・ケーブル」の仕様である「10GSFP+Cu」向け総合自動テスト/デバッグ・ソリューション「Opt. TEKEXP SFP-TX」を発表した。同ソリューションを用いることで、テスト時間の短縮が可能になると同社では説明している。

同ソリューションは、同社のオシロスコープ「MSO/DSA/DPO70000シリーズ」に追加されたもので、SFF-8431 SFP+のすべてのマスク・リミット、測定パラメータは自動的に設定され、規格に対応したユーザ・インタフェースで測定項目、設定を容易に変更でき、シンプルなボタン・クリックだけですべて測定することができるというもの。また、テスト・リミットを変更し、詳細なマージン・テスト、性能テストを行うことも可能だ。

VMA、立上り時間、Tx-Qsq、DDPWS、立下り時間、UJなどの6つの測定項目が追加されており、セットアップ・ファイルは、8180、PRBS9、PRBS 31など、信号の種類をベースに提供されているほか、各種の信号に特化したセットアップ・ファイルにより、信号の種類に応じた測定、解析、デバッグを行うことが可能となっている。