ゾーホージャパンはこのほど、大規模/分散環境向けネットワークトラフィック解析ツール「ManageEngine NetFlow Analyzer Enterprise Edition」の最新版「リリース7.6」の出荷を開始した。新たに「有向トラフィック監視機能」および「NetFlow サンプリング対応機能」が追加されている。
同製品はCisco NetFlow および sFlow テクノロジを利用して、ネットワーク帯域の利用状況の把握を支援するWebベースのネットワークトラフィック解析ツール。さまざまなネットワーク機器のトラフィックフローから、帯域利用状況をグラフ・表などに出力する。
最新版では、有向トラフィック監視機能により、IPグループ内で一方から他方へ向かう有向トラフィック(特定の向きのトラフィック)を監視。互いに離れた拠点にあるアプリケーション単位などのノード間のトラフィック流入出や、WAN接続された一組のサイト間のトラフィックを解析することが可能だ。また、NetFlow v5, v9でのサンプリングに対応し、フローデータに含まれるサンプリングレートから自動的にサンプリングを考慮した解析を実行。データ処理の負荷を軽減する。
ライセンス料金は600論理インタフェースパック年間ライセンスで102万円(消費税別、保守サポートサービス付)~などとなっている。評価版も提供中。