ngi groupは9月12日、スマートフォン媒体社向けの新しい広告プラットフォーム「AdStir」のサービスを開始したと発表した。
AdStirは、広告の入稿や配信管理を行う「アドサーバー」機能と、複数の広告ネットワークを一元管理して収益の最適化配信を図る「SSP(Supply Side Platform)」機能を組み合わせたスマートフォン向け広告プラットフォーム。
アドサーバー機能やアドネットワーク管理管機能(SSP機能)は単体としては既に存在しているサービスだが、AdStirは両機能を組み合わせ、統合管理できることが大きな特長となっている。
両機能を統合することで「収益」というひとつの軸ですべての広告の比較や管理ができ、純広告や自社広告とアドネットワーク広告を最適な配分で配信することが可能になるという。またユーザーの国内国外のどちらにいるかを判別し、国外の場合には国外向け広告を配信することも可能。
同社ではAdStirについて、まずアプリ用SDKの配布から開始し、スマートフォン向けWEBサイトへの対応は10月を予定している。スマートフォンWEBへの対応が完了すると、すべてのスマートフォン環境(スマートフォン向けWEBサイト・アプリ、iOS・android)に対応することになる。