富士通は9月7日、川崎工場(川崎市中原区)においた再開発プロジェクトの推進と環境影響評価の行政手続きの開始を発表した。
同工場は、同社創立当初より主要拠点として使用されてきたが、「建物、設備などの老朽化」及び「事業継続性の強化」などの観点から、研究開発主要拠点として相応しい環境に整備することが決定となった。
再開発プロジェクトは、第一期(2011年から2016年)工場敷地内に新棟を建設し、老朽化建屋を解体予定、第二期はビジネス環境に合わせさらなる整備を実施する(第2期の時期は未定)。
新しく建設される建物は、地上12階、地下1階(高さ約60メートル) 、延床面積 約12万平方メートル、勤務従業員数 約1万2,000人、入居部門は、川崎工場現状入居部門および富士通研究所(川崎地区)を予定している。
今後、9月上旬には環境影響評価手続きを開始し、2013年度下期には建設工事を開始予定、2015年度下期には新棟竣工予定となっている。