オリコンのグループ会社でWeb事業を展開するオリコンDDはこのほど、過去1年以内にビジネスホテルを利用したことがある20歳以上の男女3,000人を対象に実施した「2012年度版顧客満足度ランキング:ビジネスホテル部門」を発表した。

今回、調査が行われたのは、「ホテル内の清潔度(ロビーなど)」「ホテル内の雰囲気(ロビーなど) 」「客室の清潔度」「客室内の水周り(バス・トイレ周り)の清潔度」「客室の雰囲気」「ベットの快適さ(ベットのかたさ、毛布・シーツの品質や清潔さなど)」「客室の遮音性(上下左右の客室や廊下、外からの音が気にならないなど)」「コストパフォーマンス」「予約の取りやすさ」「スタッフの接客態度」「設備の充実度(インターネット環境など)」「付帯サービスの良さ(食事・アメニティーなど)」「利便性の良さ(コンビニが近い、駅が近い・交通の便が良いなど)」の13項目。

13項目中11項目で第3位以内と多面的に評価を受け、総合1位を獲得したのは「ダイワロイネットホテル」だ。同社では、「『ベットの快適さ(べッドのかたさ、毛布・シーツの品質や清潔さなど)』、『客室の遮音性(上下左右の客室や廊下、外からの音がきにならないなど)』」が1位とサービスのきめ細かさが伺える結果となった」とコメントしている。

総合2位には、レストランや枕、ネット環境の充実にこだわりを見せる、昨年総合1位の「リッチモンドホテル」が選ばれ、上位2社は3年連続で同じ顔ぶれとなったという。

同社は今回の調査について、「ビジネスホテルを選定するうえでの重視度がインターネット環境などの『設備の充実度』よりも『客室の雰囲気』が上回る結果となり、機能面よりも雰囲気面が重視され、『ダイワロイネットホテル』と『リッチモンドホテル』が評価される結果となった」としている。

オリコン顧客満足度ランキング:ビジネスホテル(総合) 資料:オリコンDD

同ランキングでは、総合ランキングのほか、「宿泊料金」、「エリア」、「年代」、「高級感」、「女性」のカテゴリー別のランキングも発表している。