Yahoo! JAPANは、同社の提供する検索連動型広告「スポンサードサーチ」の広告配信システムにGoogleのシステムを採用することを2010年7月に発表している。これにあわせて2011年秋に「スポンサードサーチ Ver.3」への移行が行われる予定となっており、同社では既存の広告主に移行の事前設定を行うように呼びかけている。
スポンサードサーチには、広告代理店経由での申し込みとWebサイトからの直接申し込みの2種類があり、移行の設定は広告代理店と直接申し込みをした広告主が対象となる。同社では、移行にあたっての詳細を「移行ポータル」で公開している。
移行ポータルの閲覧には「Yahoo! JAPAN ビジネスID」が必要で、同IDはスポンサードサーチ Ver.3移行後の広告出稿や管理においても必要となる。現在のスポンサードサーチ用のユーザー名とパスワードでは、移行後はログインできなくなる。
移行ポータルでは「Ver.3移行に向けた事前設定(要対応)」という専用のツールが用意され、事前設定の内容やどこまで設定したかの進捗状況が確認できるようになっている。また移行に向けての情報は、ポータルトップ画面の「更新のお知らせ一覧」に掲載される。
また同社では、「動画で学ぶ スポンサードサーチ Ver.3」といったコンテンツを用意して、スポンサードサーチver.3の広告管理ツールの概要や新機能、操作方法などを動画で解説する取り組みも行っている。