米サイバーシステムズは9月5日、同社が開発・販売しているパスワード管理ソフト「ロボフォーム」の後継製品となる「ロボフォームセブン」を日本市場向けにリリースしたと発表した。同製品は、米国では既に公開されている。
ロボフォームセブンはWebサービスなどのログイン情報を登録し、ユーザー名やパスワードといった入力フォームをワンクリックで自動記入してログインできるようにするソフトウェア。ユーザーは設定したマスターパスワードで、複数のWebサービスのログイン情報を管理できるようになる。
ログイン情報などのユーザーデータはクラウドにバックアップすることもでき、PCの故障や災害でローカルPCのデータが失われた際にも復旧が可能となっている。なお、クラウドにバックアップを行いたくない場合は、ローカルPCにのみ保存して利用することもできる。
同製品はIE / Firefox / Chromeなどのブラウザに対応しており、Windows / Macintosh / Linuxで利用できる。またiPhone / iPad / Androidなどのスマートフォンやタブレット端末にも対応している。
利用料金は、ログイン情報の登録が10個までに制限される無料版のほか、PC1台での利用となるデスクトップ版が3,500円、ユーザー1人当たりの年間利用ライセンスで利用台数の制限がないエブリウェア版が2,400円となっている。
なお、同製品は30日間に限って無料で試用することができる。