既報の通り「カレログ」を公開したマニュスクリプト(カレログ事務局)はこのほど、サービスやアプリの問題点に対する多くの指摘があったことを踏まえ、Webサイト上に改善を実施する旨のお詫びを掲載した。
同サービス・アプリは、Android OSを搭載したスマートフォンのGPS機能を利用してスマートフォン利用者の位置情報を通知するサービスだが、プライバシーや人権保護の観点などから、多数の意見が寄せられていたという。
このような状況を踏まえて同社は、「アイコン画像、並びにアプリ名を本サービスが使われているものと、さらにわかりやすいものに変更する」「GPS機能が使われていることの視覚的なアナウンスを行う」「端末利用者のメールアドレスも登録時に必要とするなどし、同意の確認を連絡する」といったアプリの修正・サービスの見直しを含めた検討を行うほか、端末所持者本人との利用同意が得られていることへの確認がとれる機能などを順次追加する予定だとしている。
なお同社によれば、同サービスについては問題点の指摘だけではなく、「お互いにアプリを入れあえると便利」「緊急時の所在確認ができるようになって欲しい」「子供の保護に使えないか」「介護の一助になる機能にはならないか」といった建設的な意見も寄せられているとのことだ。